言いたいことがあるんだな

思ったことを書きます。アイドルの話をよくします。

アイドルの結婚におもったこと

いろいろアレなんで名は伏せますが、某アイドルさんが結婚を発表されました。
実は発表の瞬間に立ち会っていました。

想像以上に賛否ある感じなので、わたしが思ったことをメモ程度に書きます。

 

 

 

現地勢わたしの考察

まずひとつ言えるのは、あの瞬間リアルタイムで発表を見たからこその、現地勢の祝福ムードじゃない?ということです。

いつもより(あんまりわたしはライブに行けていませんが)やけに長いアンコールまでの時間。
一人で、しかも見たことのない衣装で出てくるメンバー。
語られるこれまでのアイドル人生、ファンへの感謝。

去年、同じくらいの時期に同じくらいのキャリアのメンバーが卒業・引退を発表したこともあり、「いやこれ絶対卒業じゃん…」、会場の99%が確信していたと思います。たぶん。わたし自身ももう泣いていました。

と、思ったところでの

「結婚します!」

 

「…えっ!?!?!…えっ!?おめでとう!!!!!!(号泣)」
…と、なりますよね、そりゃあ。

なんというか、落差?反動?
その瞬間は「結婚か~!」というより、「卒業じゃなかった~!」の方が大きかったと思います。わたしは。

まあそれだけではなくて、彼女自身が語った言葉にはめちゃくちゃ重みがあって。
秋葉原に来てアイドルをやってきた長い日々があっての決断、ということがめちゃくちゃ伝わってきました。
すごく考えて、それでもその選択をすること、この場での発表を決断したんだろうな~ということが全然関係ない素人でもわかる発表だったと思います。

 

それから、「喜んでもらえないかと思った」的なニュアンスのことも言っていて、
まあそうだろうな…とは思いましたが、

長年アイドルをやってきた基盤があるからこそ、「このグループのオタクなら大丈夫かもしれない」という思いがなければ決断には踏み切れなかったんじゃないかとも思うんですよね。

実際、終演後の会場周辺はだいぶ祝福ムードに見えました。
「このグループのファン」という大枠に自分を含んだ時、
彼女が「発表しても大丈夫」と思ってくれたならすごく嬉しいなあと思いました。

 

まあ要約すれば「現場補正」なのかもしれない…

 

アイドルの幸せ至上主義わたしの感想

htnnwr.hatenablog.com

結構本気で「ガチ恋」について考えたことがあるので、
今回の件はなんというか現実味?がありました。

 

結論から言うと、「オラを幸せにしてくれた人は幸せになってくれ…!」なんですよね。

わたしはアイドルに対する考えが結構重くて、
「人生投げうってアイドルやってくれてありがとう…アンドすまん…」とかかなり考えています。

だから、ここまでの人生でファンのためにくれた幸せの分、アイドルも幸せになってくれ~~!!という感情になります…幸せになってくれ~……

 

あとやっぱり、アイドルであろうと一人の人間ですからね。

確かにアイドルはファンに夢を見せる職かもしれないし、
アイドルに夢を見るかどうかの決定権はファン側にあって、アイドルがファンに夢を求められる限りその形を作り続けなければならないかもしれません。

けど、アイドルが自分の人生をデザインしていく権利もひとりひとりにあるのではないでしょうか、とめちゃめちゃ思います。

 

素直なオタクわたしの意見

冷静に考えたらキツいかも!

最推しで考えたらキツくなった。

 

「アイドルは疑似恋愛を提供する立場だから~」ウンタラカンタラという意見もかなり目にしますが、あんまりそういうことではないです。


疑似恋愛してる、いわゆる「ガチ恋」の気持ちになってみようとしましたがどうもできませんでした。

同性だからじゃね?と思われるかもしれませんが、異性だから恋愛感情で同性だから友情の感情で、みたいな線引きはあまりしたくないので…
男性アイドルを応援していた時期もありますが、それにしてもそこはあんまりわからなかったです。

なんかこれは、時間とお金を死ぬほど費やしたことがないからな気がしてきた…すいません…

 

じゃあなんでキツいの?と言うと、たぶん親的感情な気がします。

最近のアイドル文化はやはり、いろいろな目標を達成していく過程を見守ることが楽しみみたいなところがありますよね。

そんな中で見守ってきたアイドルが、いち人間としてのライフステージの節目を迎えるのって、号泣モンじゃないですか?
めっちゃ嬉しいけど、その反面「ああ、俺の腕を離れていくのか…」みたいなね。

アイドルを続けるとはいえ、もうひとつの人生を始めるのかあ…みたいな感覚?

この感情を言語化することはめっちゃ難しいなと思います。
端的に言うならば「走馬燈」ですかね…
あとオタク語録的に言えば「クソデカ感情」?

 

 

だいぶ適当に言いました。

まあ彼女は10年以上、人に夢を見せる的な仕事をしてくれています。
十分では…?

どんな感情を持つのももちろん自由だと思いますが、頭ごなしに?感情的に?汚い言葉で批判している人たちは普通にナンセンスだと思います(^^)
推しメンだろうとガチ恋だろうと他人の人生ですから…

 

とは言いつつ、
馴れ初めとかエピソードを聞いたらまた考えが変わってくる気がする。
場合によっては普通に激おこオタクになっちゃうのかもしれない。

 

とりあえず、発表直後2019年9月時点のわたしのお気持ちでした。